【2026年版】レストランウェディングは安い?費用を抑える7つのコツ
レストランウェディングは本当に安い?費用相場を比較
「美味しい料理でおもてなしができて、アットホームでおしゃれ。しかも費用も抑えられる」そんな魅力から、レストランウェディングを検討するカップルも多いでしょう。しかし、その「安い」というイメージだけで決断するのは少し待ってください。
実際のところ、レストランウェディングは他の結婚式スタイルと比べて、費用にどれくらいの差があるのでしょうか。まずはデータをもとに、ホテルや専門式場との費用相場を比べてみましょう。
ホテル・専門式場との費用相場比較
結婚式の費用は、ゲストの人数や日取りによって大きく変わります。ここでは、大手結婚情報誌の調査データを参考に、ゲスト60名の場合の平均費用総額をスタイル別に比較します。
| 挙式スタイル | 平均費用総額(ゲスト約60名) | 特徴 |
|---|---|---|
| レストラン | 約280万円 | 料理の質が高い、自由度が高い、アットホーム |
| ホテル | 約350万円 | 知名度や格式の高さ、宿泊施設や付帯設備が充実 |
| 専門式場 | 約360万円 | 結婚式に特化した設備、パッケージプランが豊富 |
| ゲストハウス | 約380万円 | 貸切でプライベート感がある、オリジナリティを出しやすい |
※上記は全国平均の目安であり、地域や会場のグレードによって変動します。
この表を見ると、レストランウェディングは他のスタイルに比べて70万円〜100万円ほど費用が安い傾向にあることがわかります。もちろん、選ぶ会場やプランによっては高額になることもありますが、「費用を抑えやすい」というのは事実のようです。
なぜ安い?レストランウェディングの費用が抑えられる4つの理由
レストランウェディングが他のスタイルに比べて費用を抑えられるのには、主に4つの理由があります。その仕組みを詳しく見ていきましょう。

1. 結婚式専用施設ではないため「会場使用料」が安い
ホテルや専門式場は、結婚式のためだけに作られた豪華な施設です。そのため、建設費や莫大な維持管理費が会場使用料に反映され、高額になる傾向があります。
一方、レストランは普段の飲食営業が収益の主軸です。ウェディング利用は、飲食売上に加わる付加価値としての収益となるため、結婚式専用施設ほど高額な会場使用料を設定する必要がありません。これが、費用を抑えられる大きな要因の一つです。
2. 設備がシンプルで施設維持費が抑えられている
レストランには、専門式場にあるような豪華なチャペル、広々としたブライズルーム、複数の親族控室といった専用設備がない、もしくは簡素な場合がほとんどです。
これらの設備がない分、建設コストや維持費がかからず、その費用がサービス料金に上乗せされません。結果として、全体の費用を安く抑えることにつながります。また、設備がシンプルな分、ゲストとの距離が近くなり、アットホームな雰囲気を演出しやすいというメリットもあります。
3. 会場の内装を活かして「装飾費」を節約できる
多くのウェディングレストランは、内装やインテリアにこだわったおしゃれな空間が魅力です。会場自体にデザイン性があるため、ゼロから空間を作り上げる必要がありません。
例えば、テーブル装花をシンプルなものにしたり、ウェルカムスペースに小物を少し置くだけで華やかになったりと、会場の雰囲気を活かすことで装飾を最小限に抑えられます。何もない空間を飾り付ける専門式場とは異なり、元々の魅力を活かすことで、高額になりがちな装花や装飾アイテムの費用を大幅に節約できるのです。
4. 「持ち込み」の自由度が高く費用をコントロールしやすい
結婚式の費用を大きく左右するのが、ドレスやカメラマンなどを式場提携外から手配する際に発生する「持ち込み料」です。
レストランウェディングでは、この持ち込み料が無料、もしくは比較的安価な会場が多いのが特徴です。提携業者が少ない分、外部からの持ち込みに柔軟な傾向があります。これにより、インターネットで見つけたリーズナブルなドレスを選んだり、友人のカメラマンに撮影を依頼したりと、自分たちで費用を比較検討しながらアイテムや業者を選べるため、予算を主体的にコントロールしやすくなります。

もっと賢く!費用を抑える7つのコツと後悔しないための注意点
レストランウェディングは費用を抑えやすいスタイルですが、工夫次第でさらに賢く節約できます。しかし、安さだけに注目すると、思わぬ落とし穴にはまることも。ここでは、費用を抑える具体的な7つのコツと、契約前に必ず確認したい注意点を解説します。
費用を抑える7つのコツ
日取りや時間帯を工夫する
人気が集中する春・秋の土日祝や大安を避け、「仏滅」や「平日」を選ぶだけで大幅な割引が期待できます。また、ランチタイムより費用が安い傾向にある「ナイトウェディング」も選択肢の一つです。ペーパーアイテムを手作りする
招待状や席次表、メニュー表などは手作りしやすい節約ポイントです。無料のデザインテンプレートを活用すれば、専門知識がなくても低コストでおしゃれなアイテムを作成できます。衣装は外部で手配する
持ち込み料が無料・安価な会場のメリットを活かし、ドレスやタキシードは外部のレンタルショップや中古販売サイトで探しましょう。選択肢が広がり、費用を大幅に削減できる可能性があります。装花は「旬」と「グリーン」を意識する
会場装花は、その時期に流通量の多い旬の花を選ぶのがコストダウンの基本です。また、花だけでなくグリーン(葉物)を多めに使うと、ボリューム感を出しつつ費用を抑えられます。司会者やカメラマンを外注・友人に依頼する
フリーランスの司会者やカメラマンを探したり、経験のある友人に依頼したりすることで、提携業者よりも費用を抑えられる場合があります。SNSやスキルマーケットで探してみるのも一つの方法です。ウェディングケーキを工夫する
豪華な生ケーキは高額になりがちです。ケーキの代わりにデザートビュッフェを用意したり、見た目は豪華で中身は食べられない「イミテーションケーキ」とカット用のケーキを組み合わせたりする方法も有効です。プラン内容を細かくチェックする
パッケージプランは一見お得ですが、不要なものが含まれていることもあります。自分たちに必要なものだけを選び、プランを柔軟にカスタマイズできないか相談してみましょう。
安さだけで決めない!見落としがちな注意点
費用を抑えられる一方で、レストランウェディングには特有の注意点があります。後悔しないために、以下のポイントを必ず確認しましょう。
プラン外の追加費用
基本プランに含まれるサービス内容を細かく確認しましょう。「音響・照明オペレーター代」「プロデュース料」「介添人料」などが別途必要になるケースは少なくありません。最終的な見積もりが最初の提示額から大きく上がらないよう、どこまでがプラン内なのかを明確にすることが重要です。設備の制約
レストランは結婚式専用施設ではないため、設備が限られている場合があります。特に「親族控室やゲストの更衣室が狭い・ない」「バリアフリーに対応していない」「音響設備が不十分」といった点は、ゲストの満足度に直結します。招待するゲストの顔ぶれを考え、必要な設備が整っているか内覧時に必ず確認しましょう。持ち込み料の有無と詳細
「持ち込み自由」と謳っていても、アイテムによっては「保管料」などの名目で手数料が発生することがあります。ドレス、引出物、カメラマンなど、持ち込みたいものが決まっている場合は、それぞれに料金がかかるか事前に確認が必要です。

費用だけで決めない!自分たちらしい結婚式を叶えるための最終チェックリスト
レストランウェディングは、費用を抑えつつ美味しい料理でおもてなしができる魅力的な選択肢です。しかし、費用という一面だけで決めてしまうと、「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、本当に自分たちに合っているか一度立ち止まって考えてみましょう。
最後に、レストランウェディングが本当に自分たちに合っているかを見極めるためのチェックリストをご用意しました。お二人でじっくり話し合い、理想の結婚式の輪郭を明確にしていきましょう。
お二人の理想を叶えるための最終確認
以下の質問に「はい」が多く当てはまるほど、レストランウェディングは理想の結婚式を叶えるための最適な選択肢と言えます。
- □ 料理へのこだわり: ゲストに喜んでもらえる料理が最優先ですか?
- □ ゲストとの距離感: 一人ひとりと会話や写真撮影を楽しみたいですか?
- □ 雰囲気: 格式張った雰囲気よりも、アットホームで温かい空間を理想としていますか?
- □ 自由度とオリジナリティ: 決まった形より、自分たちらしい演出や装飾を取り入れたいですか?
- □ 準備のプロセス: プランナーと相談しながら、手作り感のある準備期間も楽しみたいですか?
このチェックリストは、お二人が結婚式という特別な一日で「何を大切にしたいか」という価値観を再確認するためのものです。
もし「費用が最優先」と考えるなら、それも一つの立派な決断です。しかし、「ゲストとゆっくり話したい」「料理だけは妥協したくない」といった費用以外のこだわりが強いのであれば、その気持ちを何よりも大切にしてください。
レストランウェディングが「安いから」という理由だけでなく、「自分たちらしいおもてなしが実現できるから」という結論にたどり着いた時、それはきっと後悔のない最高の選択となるはずです。