装花代を抑えつつおしゃれに見せる!レストラン装飾アイデア8選
レストラン装飾の予算オーバー?装花代を抑える第一歩
こだわりの料理やアットホームな雰囲気が魅力のレストランウェディング。しかし、空間の印象を大きく左右する「装飾」の打ち合わせで、フローリストから提示された装花の見積もりに「想像以上に高い…!」と驚くカップルは少なくありません。
「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023」によると、会場装花の平均費用は18.3万円。レストランはもともとの内装が美しいため、専門式場よりは費用を抑えやすい傾向にありますが、それでも10万円を超えるケースは珍しくないのが実情です。
しかし、予算を理由に理想の空間づくりを諦める必要はありません。大切なのは、やみくもに費用を削るのではなく、「賢くコストをコントロールする」という視点です。少しの知識と工夫で、装花代を抑えつつおしゃれに見せることは十分に可能です。
予算内で理想を叶えるための基本マインド
費用を抑えるというとネガティブに聞こえるかもしれませんが、大切なのは以下の3つの考え方です。
「量」より「質」と「メリハリ」を意識する
全ての場所に均等に飾るのではなく、ゲストの視線が集まる場所を豪華にするなど、力の入れどころを考えます。「生花だけ」という固定観念を捨てる
グリーンやキャンドル、造花といった生花以外のアイテムを組み合わせることで、コストを抑えながら表現の幅を広げます。プロ(フローリスト)を味方につける
予算と理想のイメージを正直に伝え、プロの視点から最適な提案を引き出すコミュニケーションが重要です。
この基本マインドを持つだけで、装飾の選択肢は一気に広がります。この記事では、装花代を抑えつつおしゃれに見せるレストラン装飾のアイデアを、プロの視点から具体的にご紹介します。
【プロ直伝】装花代を賢く節約!コストを抑える5つのテクニック
装飾の主役である花にかかる費用を、賢くコントロールするための具体的なテクニックを5つご紹介します。これらはフローリストも実践する、コストパフォーマンスを最大化するプロの技です。
テクニック1:旬の花を積極的に取り入れる
最も基本的かつ効果的な節約術は、結婚式の季節に合った「旬の花」を選ぶことです。旬の花は流通量が多く品質も安定しているため、季節外の花に比べて価格がぐっと抑えられます。
- 春: チューリップ、ラナンキュラス、スイートピー
- 夏: ひまわり、アジサイ、トルコキキョウ
- 秋: ダリア、コスモス、マム(菊)
- 冬: アマリリス、ポインセチア、クリスマスローズ
もし使いたい花が旬でなくても、フローリストに相談すれば「似た雰囲気で旬の〇〇がありますよ」と代替案を提案してくれるはずです。季節感を演出しつつ、大幅なコストダウンにつながります。

テクニック2:グリーン(葉物)を主役級に活用する
おしゃれなレストランウェディングで欠かせないのが、グリーン(葉物)です。花に比べて安価なグリーンをたっぷり使うことで、少ない花の本数でもボリュームとナチュラル感を演出できます。
ポイントは、ユーカリやアイビー、ローズマリーなど、形の違う数種類のグリーンを組み合わせること。単調にならず、深みのあるデザインが生まれます。ゲストテーブルの中央にグリーンをテーブルランナーのように長く這わせたり、高砂の背景に枝ものを大胆に飾ったりするだけで、洗練された空間が完成します。
テクニック3:「一点豪華主義」で視線を集める
すべての装飾に均等に予算をかけるのではなく、ゲストの視線が集まる場所に予算を集中させる「一点豪華主義」を取り入れましょう。
例えば、お二人が座る「高砂」や、ゲストが最初に目にする「ウェルカムスペース」の装飾は豪華にし、ゲストテーブルは一輪挿しやキャンドルでシンプルにまとめます。力の入れどころと抜きどころを明確にすることで、全体の費用を抑えながらも、写真映えするメリハリの効いた空間づくりが可能です。
テクニック4:造花やドライフラワーを賢くミックスする
「結婚式の花は生花でなければ」という固定観念を外してみましょう。最近のアーティフィシャルフラワー(高品質な造花)やドライフラワーは非常に精巧で、生花と見間違えるほどです。
全てを置き換えるのではなく、生花とミックスするのがおすすめ。特に、ウェルカムボードの周りやフォトブースなど、長時間飾る場所やゲストが直接触れない場所での使用が効果的です。生花では難しい繊細な色合いを表現できたり、季節を問わず好きな花を使えたりするメリットもあります。
テクニック5:花の種類より「見せ方」でボリュームを出す
同じ予算でも、飾り方次第で見た目の印象は大きく変わります。少ない本数でも華やかに見せるコツは、花の茎を短くカットし、器の口元にぎゅっと集めてドーム状にアレンジすること。花の密度が高まり、豪華に見えます。
逆に、ドウダンツツジなどの枝ものを1〜2本、ガラスのシリンダーに活けるだけでも、高さと動きが出てスタイリッシュな印象になります。フローリストには花の種類だけでなく、「ボリューム感を出したい」「ナチュラルな雰囲気にしたい」といったイメージを共有することが、コストを抑えつつ満足度を高める鍵です。
花だけじゃない!おしゃれ度を格上げする装飾アイテム活用術
装花のボリュームを抑えても、花以外のアイテムで空間を彩ることで、費用を抑えながらもおしゃれでオリジナリティあふれる会場作りが可能です。アイテムを上手に組み合わせ、お二人ならではの世界観を演出しましょう。

光の演出でロマンチックな雰囲気をプラス
光は、空間の雰囲気を劇的に変える力を持っています。特にレストランウェディングでは、温かみのある光が効果的です。
キャンドル
ゲストテーブルや高砂周りに、高さや太さの異なるキャンドルを置くだけで、ロマンチックで上質な雰囲気に。火の使用が難しい会場の場合は、本物のように見えるLEDキャンドルを活用しましょう。安全性が高く、お子様がいる場合も安心です。フェアリーライト(ストリングライト)
小さなLEDライトがついたフェアリーライトは、幻想的な空間作りに最適です。高砂の背景に垂らしたり、グリーンに絡ませたり、ガラス瓶に詰めたりと使い方は自由自在。電池式ならコンセントがない場所でも手軽に飾れます。
布(ファブリック)アイテムでテーブルを彩る
布の質感や色をプラスすると、テーブルコーディネートに深みと統一感が生まれます。
テーブルランナー
ゲストテーブルの中央に一本敷くだけで、空間がぐっと引き締まります。ウェディングのテーマカラーに合わせたり、麻素材でナチュラルにしたりと、素材次第で印象を大きく変えられます。リボン
手軽に華やかさをプラスできる万能アイテム。ゲストのナプキンを結んだり、椅子の背もたれに飾ったりするだけで、おもてなしの心が伝わります。席札に小さなリボンを結ぶだけでも素敵なアクセントになります。
写真や小物で「二人らしさ」を表現する
お二人の人柄が伝わるアイテムは、ゲストとの会話のきっかけにもなります。
思い出の写真
前撮りや思い出の写真をフォトフレームに入れて各テーブルに飾る、定番ながらも喜ばれる演出です。写真をガーランドのように吊るして飾るのもおしゃれです。趣味やテーマに合わせた小物
共通の趣味が旅行ならアンティークなトランクや地球儀を、読書が好きなら洋書を重ねて高さを出す土台として使うなど、お二人ならではのアイテムを飾ってみましょう。DIYしたウェルカムボードやイニシャルオブジェも温かみのある装飾になります。
これらのアイテムは、レンタルや自分たちでの準備で費用を抑えやすいのも魅力です。花だけに頼らず、様々な要素を組み合わせて理想の空間を創り上げましょう。
失敗しないために。装飾プランを立てる際の重要チェックリスト
素敵な装飾アイデアを形にする前に、いくつか確認しておくべき重要なポイントがあります。このチェックリストを参考に、計画を万全にして理想のレストランウェディングを実現させましょう。

会場ルールの確認は最優先事項
レストランは結婚式専用ではないため、独自のルールが設けられていることがほとんどです。「実はNGだった」という事態を避けるため、打ち合わせの初期段階で必ず確認しましょう。
- 持ち込みの可否と持ち込み料: アイテムを持ち込めるか、その際に「持ち込み料」は発生するかを確認します。特に外部業者に依頼する場合、料金体系が変わることがあります。
- 設置可能な場所と時間: 壁に貼る、天井から吊るすといった装飾は禁止の場合があります。どこまで装飾して良いのか、具体的な範囲を確認しましょう。また、当日のセッティング時間も重要です。
- 火気や電気の使用制限: キャンドルの使用可否(LEDならOKなど)、使用できるコンセントの数や場所は、装飾プランに大きく影響します。ライト演出を考えている場合は必須の確認項目です。
統一感を生む「テーマ設定」のコツ
装花代を抑えつつおしゃれに見せるレストラン装飾のアイデアを成功させる最大の秘訣は、空間全体に統一感を持たせることです。まずはお二人でウェディングの「テーマ」を決めましょう。
「ナチュラル&グリーン」「海と旅」など、好きな色や趣味からキーワードを決めます。テーマが決まると、ペーパーアイテムの色味、使う布の素材、飾る小物など、全てのアイテム選びに一貫性が生まれ、洗練された空間を演出できます。
無理なく進めるDIYスケジュール管理
DIYは費用を抑え、オリジナリティを出せる素晴らしい方法ですが、計画性が欠かせません。余裕を持ったスケジュールを立てることが成功の鍵です。
- 【3〜4ヶ月前】アイデアの収集とアイテムの決定: 何をいくつ作るかリストアップします。
- 【3ヶ月前】試作: まずは1つ作ってみて、クオリティや作成時間を確認。難しければアイテムの変更や購入を検討します。
- 【1〜2ヶ月前】本格的な制作開始: 材料をまとめて購入し、計画的に制作を進めます。
- 【1ヶ月前】完成と保管: 全てのアイテムを完成させ、破損しないように保管します。
ここでご紹介したテクニックやアイテムを参考に準備を進めれば、費用を抑えながらもお二人ならではの心温まる空間が、大切なゲストを迎えてくれるはずです。